栃木県のドローンスクール ソラリス受講生に聞く「飛躍の一歩」Vol.1

卒業生インタビュー 栃木県のドローンスクール

ソラリス卒業生Aさん画像

アットホームな雰囲気で受講生の皆さんをお迎えすることをモットーにしている栃木県のドローンスクール ソラリスでは、ドローンスクールを受講してくださった卒業生や在校生と対談し、一歩踏み出した理由や現在の状況をインタビューすることにしました。リアルを大いに語っていただきます。

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今回の対談相手
Aさん(35歳・会社員・栃木県在住)
ドローンパイロット養成コース卒業

趣味は動画制作。ある日、ドローン空撮写真の独創性に衝撃を受けドローンを購入。しかし漠然とした不安が募って…

ソラリススタッフ(以下、ソラリス):Aさんこんにちは。その後、ドローンでの空撮映像は順調ですか?
Aさんおかげ様で楽しいドローン空撮ライフを送っています。

ソラリス:それは良かったです。今日は「飛躍の一歩」ということで、改めて弊社のドローンスクールの門を叩いてくださった経緯を教えていただけますか? 

Aさん:もともと私は中学生のころからカメラが好きで、よく趣味として写真を撮影していました。カメラマンという職業に憧れながらも、サラリーマンとして会社に勤めるかたわら、休日にはカメラを片手に出歩きました。
ある日、友人の結婚式で、「写真を撮ってくれないか?」と依頼されました。それがきっかけでたくさんの友人からブライダル写真の依頼が入るようになりました。

ソラリス:趣味の写真が副業になっていったのですね?

Aさん:はい。紹介が紹介を呼んで、本業との両輪でカメラに注力する時間が増えていきました。

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ソラリスドローンを意識したのはいつごろですか?

Aさん:3年くらい前ですかね。そのころ、僕は、写真以外にも結婚式場で流すブライダルムービーの制作にも着手していました。もともと人を撮るのが好きだったこともあり、じゃあブライダルムービーも作っちゃう?という流れで動画制作も始めていきました。
そんなある日、一枚の写真を目にしました。滝の写真です。やや上空からの斬新な構図で、「どこから、どうやって撮ったの!!?」と衝撃が走ったのを覚えています。

ソラリス:それがドローンを使って撮影された空撮写真だった。

Aさん:はい。それからすぐにドローンを購入しました(笑)。頭の中で、撮影の構図の幅が2倍にも3倍にも広がっていく興奮に震えましたね。

ソラリス:すぐ購入したとはすごいですね(笑)。実際に飛ばしてみたのですか?

Aさん:ええ。今思えば、無知ほど怖いものはないですよね。とりあえず、栃木県内の川原など、人気のない広い場所でブンブンと飛ばしていました。そのうち、いくらか飛ばせるようになりまして。ただ、何事も慣れてくると冷静になる瞬間がありますよね?
僕はいい意味で怖くなったんです。遠くに飛んだドローンを見て、「あれ、これ落ちたらどうなる?」「あんなに遠くに行ってしまって、誰かに迷惑が掛かるのじゃないか?」と…。

ソラリス:漠然と不安になったということですよね。それ、すごく大事なことです。
もう既に本校の講師から言われていると思いますが、「ドローン操縦にはパイロットとしての意識を持つべし」「ドローンを落とさない」「闇雲にドローンを飛ばすと、法律に抵触する危険性あり」「機体の登録、申請をするべし」と実はルールがありますからね。

Aさん:まさに目から鱗でした。いや、正しくは、「ルールがあるだろうと思ってはいたが、それをどう入手すれが良いのか分からなかった」というのが現状でした。
そんな矢先に、知人から、ドローンを持っているなら空撮映像を撮ってよと依頼を受けました。「副業としてドローン空撮をやる」。そう覚悟し、知人から教えてもらったソラリスさんのホームページを見て、「これだ!」と思い養成コースに申し込みました。

カメラもビデオカメラも機器の扱いには慣れている。そんな自負はドローン操縦の難しさに打ち砕かれた

ソラリス:実際にドローンパイロット養成コースを受講してみていかがでしたか? 

Aさん:ドローン×ブライダル、ドローン×風景映像を制作するイメージは浮かびますが、撮りたい場所が決まっている場合はどうするのか。何かを申請する必要があるのか。などなど座学で知識が深まる分、疑問が出てきました。
そうした疑問に、講師の方々が気さくに答えてくれたのが良かったですね。

ソラリス:私たちもいくつかスクールを受けて現在に至っているわけです。講義だけで終わりではなく、何でも聞けるアットホームなサービスを提供したいと考えたんです。
特に、講師の一人は空撮映像に強いのでいろいろアドバイスができると思いますよ。

Aさん:あ、その講師はMさんですよね?(笑) もう既に空撮についてアドバイスをいただいています。

ソラリス:あ、失礼しました。

Aさん:僕はカメラもビデオカメラも機器の扱いには慣れていると思っていたんです。ですがドローンパイロット養成コースの実技では操縦の難しさに驚きました。
ひとりで飛ばしていたときの操縦は上下左右だけでしたが、実技を学びながら、自分の気に入っている空撮映像CMに似た絵を撮るにはどうすればいいのかを常に考えていました。
でも、どうしても、基本の操縦と自分が頭で描く空撮のイメージに距離があり、「ああ、まだまだ程遠いんだな」って気付いたんです。
機器の取り扱いには慣れていると自負していたのに、一回、見事に打ち砕かれましたね(笑)。

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ソラリスドローンは「なんとなく簡単」というイメージがあります。恐らく、ラジコンを玩具の一種と考えている方がいらっしゃるからだと思います。でも、実はヘリコプターや飛行機のラジコンはドローンよりも操縦が難しかったりします。正しく学び練習しないと上達しないのはラジコンもドローンもまったく一緒です。

Aさん:たしかに。 

ソラリス:ご存知の通り、ドローンを飛ばすために必要な要件は、航空法の学習と10時間以上の訓練です。特定飛行方法・空域で飛ばしたい場合は、航空法学習と10時間以外の訓練を自力で行い、各種申請をして承認・許可を受ければ飛ばせます。
ただAさんのように、ある程度副業として空撮をされるなら、きっと場所や構図にもこだわりがあったと思います。

Aさん:はい、その通りです。Mさんには映像を見る側を飽きさせないようなテクニックが必要だと教わりました。それで休憩時間によくお話しを聞きに行きましたね。飛ばし方を変え、映像に変化をつけるための発想力、それを可能にする操縦方法など良くアドバイスいただきました。スクールに参加する前は、イメージとして、疾走する車と並走し街中を走る映像をブライダルムービーに入れたいなと考えていましたが、そもそも人の往来がある場合は安全面から不可能だと知りました。ですが、発見もありました。

ソラリス:といいますと?

Aさん:ドローン操縦の国家資格・一等無人航空機操縦士か二等無人航空機操縦士を取得する(※)ことで撮りたい空撮の幅が広がるということです。もちろん、より本格的な撮影となれば、ドローン操縦士としての相当な腕やスタッフも必要になってきますが。

ドローン操縦の国家資格が必要な例
・上空150m以上の飛行
・危険物輸送を伴う飛行
・空港周辺の飛行
・物件投下(液体を含む)を伴う飛行
・イベント上空の飛行
・人や物との距離が30m以内となる飛行
・夜間飛行
・目視外飛行(機体を目視できない状態での飛行)
・人口集中地区上空の飛行

ソラリスドローンの基本を学ぶ場として今回は養成コースを選択されましたが、さらにステップアップをお考えなんですね。

Aさん:はい。

ソラリス:もし、街中の映像や夜間飛行映像などが必要になった場合は、一等無人航空機操縦士技能証明コース二等無人航空機操縦士技能証明コースの国家資格コースを受けていただけたらと思います。そしてたくさん練習してください!

Aさん:はい。ドローン空撮映像を本業にする場合には国家資格コースを受講しますので、その際はよろしくお願いします!
僕がドローンで何をしたいのかを汲んでくれ、ドローンの複合的な操作など個人的な相談にも乗っていただき感謝しています。

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ドローンスクールに通っていなかったら、法令違反で捕まっていたかも!?

ソラリス座学では具体的にどのようなことを学びましたか?

Aさん:(ノートを見ながら)実際の座学では、無人航空機の上級基礎知識、航空力学、飛行に関する自然環境と気象、関連法令、あとはアプリの操作設定などです。

ソラリス:お疲れ様でした(笑)。いかがでしたか?

Aさん:ひとりで飛ばしていたときに感じた不安は的中していましたね。特にドローン飛行の関連法令は、航空法、小型無人機等飛行禁止法、道路交通法、民法、電波法、自治体条例と想像以上に多くあり肝が冷えました。
つまり、飛ばしてはいけない場所や、やってはいけない行為などがあるということです。あのまま自由に飛ばしていたら、僕は今ごろ捕まっていたかもしれません。

ソラリス:捕まらなくて良かったです。

Aさん:はい。

ソラリス:実技の感想はありますか?

Aさん:ソラリスさんは栃木県鹿沼市の廃校を拠点にしているので校庭と体育館の両方があり、天候に合わせて実技が行える点が良かったです。ただやっぱり屋外に力を入れたかったですし、何より外は難しかったです。風が吹くなど予想しないこともあり、ドローンがバランスを崩して落ちるようなことがないようドキドキしながら飛ばしていました。

ソラリス:外だと旋回させ、ドローンの向きが変わったとき、左右が異なったりしますよね。風の吹く方向で操縦感覚が異なりますから。練習あるのみです。

Aさん:はい。僕の住んでいる場所を講師に伝えると、ドローン操縦の練習に最適な場所を教えてくれたので、そこでせっせと練習しています。

ソラリス:風を読む力も大切ですから、もし、よろしければ別の練習場所もお教えしますよ。特定の場所では風が強く吹き付けることなど、目視では分からない場合もあります。風景の奥行きを見極める力も必要です。

Aさん:ぜひよろしくお願いします。

あっと驚くドローン空撮映像を制作したい。夢は膨らむばかり

ソラリス:パイロット養成コースを受講して、良かったなと思う点はどこでしたか?

Aさん:繰り返しになりますが、航空法をはじめドローン飛行に関係する法令を犯すことがなくて良かったという点は本当に大きかった。それに、独学で飛ばしている間、民家や人にドローンが落ちてぶつかるようなことがあったかもしれないと思うと本当に怖いです。

もう一つはドローン操縦の技術を学べたことです。講師には、「あなたはドローンのパイロットですから慎重に」と常に注意喚起してもらっていたので、その意識が身につきました。自動車免許を取得する際に、「車は凶器になりうるから心して運転せよ」と言われていたことと同じです。

ソラリス:それが伝わっていて、こちらとしても嬉しいです。

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Aさんあ、それと、休憩時間に講師の皆さんと気軽に話せるのも良いですね。僕の場合はMさんから空撮の技術について色々お話しを聞かせてもらえましたし、僕以外の受講生も、「SNSに空撮写真をアップしたいが、どんなアングルが良いか」とか、「バッテリーの管理はどうすれば良いか」など活発に質問し回答をもらっていました。

ソラリス:皆さんドローンでやりたいことがそれぞれありますよね。自社のホームページに空撮を取り入れる、SNSにアップするなど時代は進んでいます。当たり前ですが、第三者が映り込むようなアングルはNGですよとアドバイスします。せっかく学んだドローン操縦を楽しく生かして欲しいなと思っています。

Aさん:本当にそう思います。

ソラリス:最後に、今後の目標をお聞かせください。

Aさん:これまで曲がりなりにも写真や動画で人を喜ばせてきましたから、これからは、ドローン空撮のスキルを磨き、今まで以上に見る人があっと驚くようなドローン空撮映像を制作し披露したいです。
自分の目線でしか撮影できなかった写真や動画が、俯瞰して見下ろすアングルが可能になったので大いに活用していきたいです。ドローンの広角を生かせば、似たような動画ではなく、オリジナリティあふれる動画が作れるのですから夢は膨らむばかりです。現在制作中の空撮映像をお披露目する日が待ち遠しいです。

ソラリス:楽しみですね。ぜひ、完成した際には拝見したいです。

Aさん:もちろんです。必ずお見せします。それまで楽しみにしていてください。

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